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風呂焚きマニュアル

special thanks:gaku

風呂焚きは1日プログラムです。 十分なまきが必要なので前日から確保しておきましょう。
基本的なことですが、かまどから見て一番右が熱湯。 残りの二つがつかるためのドラム缶です。

1)風呂掃除

ドラム缶はたいてい錆びきっているから、さわってもざらざらしない程度までタワシ、金タワシ等で洗います。
基本的に、ドラム缶をかまどの外に出して洗うようにしましょう。
なぜなら、かまどが濡れてしまうと火をたく際にとても苦労するからです。
雨などの日は、しょうがないですが、なるべくならかまどが濡らさないように気をつけましょう。
クレンザーを使っても特に変わりはしないような気がしました。
もっとも、環境的にもクレンザーは使わない方が良いかもしれません。
もしかしたら、紙やすり等で錆びを削った方が効果的でした。いろいろと試してみてください。
結構な作業ですから、時間をそれなりに見越して洗い出し、焚き始めの時間を設定しましょう。
具体的にはドラム缶を倒し、水を入れ、後はこするのみ。
ただそれだけの単純な作業ですが、かなり疲れますし、
炎天下の中ではドラム缶内の温度もかなり上がりますから休息をいれつつのんびりとやってください。


2)水はり

洗い終えたらすぐに水を張っておきましょう。
放っておくだけで水の温度は上がるので、早くお風呂が焚けます。
水の量ですが、つかる用のドラム缶は少なめに張っておいて
後で水をたすようにしたほうが良いでしょう。
何故なら、早く焚けるし、また熱い湯をぬるくすることはできますから、温度の調整もしやすいからです。

3)脱衣所作り

風呂を焚き始めるまでの間に脱衣所を作るためにブルーシートをかけましょう。
地面にもブルーシートをひいておきましょう。
脱衣所の設置には、ロープワークがモノをいいます。
普段から練習して置くようにしましょう。

4)風呂焚き

問題の風呂焚きです。濡れてびしゃびしゃの状態であるという最低のかまどの状況であり、
かまど自体も狭くうまくまきを組むことが難しいです。まきの補充もやりにくい。とにかく大変な作業です。
しかし、一度火が起こってしまえば、後はのんびりと番をしておくだけです。
また、かまどの底からドラム缶の底まで距離があるため、
あらかじめ近くにあるはずのレンガをかまどに敷き、その上で火を起こし、間の距離を縮めるようにします。
十分なまきを確保しておきましょう。できればアシスタントに一人は欲しいところです。
濡れたかまどでは当然ながら火が起こりにくい。というか、はっきりいって起こりません。
そこでまず2~3度新聞紙だけを燃やしてかまど内の空気を乾燥させます。
次にレンガの上に2~3重に新聞紙を敷きつめ、その上で火を起こすようにします。
他にも工夫することはできるでしょう。私はこの方法でやりました。
火が起きたら次のかまどへ。放っておいたら火は消えてしまうのでこまめに
チェックしなければなりません全てのかまどに火を起こして安定するまでは気の休まる時はないです。
この作業を一人でやっていたら本当にしんどいです。
だから、最低一人はアシスタントが必要
しかし、一人でこなすと火起こしに関しては絶大な自信を得ることができます。もっともお勧めはできません。
また、外から見て、右と真中のかまどはつながっています。
(注:左のかまどは、2002年夏現在、火が焚けない状態です。)
全てのかまどに火が起これば後は火を絶やさないように火の番をするだけです。
風呂を焚くためには結構な時間がかかります。
従って、何度も言うように大量のまきが必要です。
ある程度の温度になったら火を弱火にして冷めない程度にして後は放っておくだけで大丈夫です。

5)注意点

風呂に入る際には、かまどから伸びている煙突には触れないようにしましょう。
熱くてやけどします。また、お湯をかまど内にできるだけこぼさないようにしましょう。
火が消えてしまい、焚きなおす際に時間がかかることがあります。
また、使うお湯の量は、できるだけ少なくしましょう。
あとに使う人のお湯がなくなってしまいますから。ほかにも、あると思うので考えてみてください。

6)片付け

湯を捨てて、ドラム缶をもとのようにして、逆さに置いておくだけで良いと思います。
かまどはきれいに掃除をしておきましょう。


備品

タワシ各種、紙やすり、ホース、大きいブルーシート何枚か、大量のまき、うちわ、新聞紙(多め)、火バサミ