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3.心肺蘇生法
ここでは、いざという時の心肺蘇生法の流れを見ていきます。
使わないのが一番ですが、覚えておくようにしましょう。
心肺蘇生法の流れ
- 意識の観察
・耳元で「もしもし」「大丈夫ですか?」と呼びかけながら、軽く肩をたたく。
- 助けを呼ぶ
・意識がなければ大きな声で、誰かを指名して、「救急車を呼んでください。」と助けを求める。
- 気道の確保
・片手を額に当て、その腕のひじを地面につけて、もう一方の手の人差し指と中指の2本をあご先に当て、
これを持ち上げて、気道を確保する。
- 呼吸の観察
・気道を確保した状態を維持したまま、自分の顔を傷病者の胸部側に向ける。
・頬と耳を傷病者の口、鼻に近づけて、呼吸音、吐く息、胸腹部の動きをみる。
- 人工呼吸
・気道を確保したまま鼻をつまむ。
・傷病者の口を覆い、2秒間ほどかけて静かに息を吹き込む。
・吹き込んだ後に、胸の動きと呼気を確認する。
- 循環サインの確認
・呼吸、咳、体動の3つをチェックする。
- 心臓マッサージ
・肋骨のふちにそって、人差し指が剣状突起に当たるまで中央に移動する。
・さらに中指を移動すると、人差し指は肋骨上にくる。
・この部分に手の付け根をおき、もう片方の手を重ねる。
・ひじを伸ばし、1分間に100回のペースで、15回圧迫する。
- 心肺蘇生
・5と、7を3セット繰り返したのち、6をする。
・循環サインがあらわれるまで、それを繰り返す。
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